4失点敗戦…先制PK献上のインテル守護神「自分の責任を受け入れる」

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[9.27 セリエA第6節 インテル1-4フィオレンティーナ]

 セリエAは27日、第6節を行った。日本代表DF長友佑都の所属するインテルはホームでフィオレンティーナと対戦し、1-4で敗れた。長友は4戦連続で出番はなかった。敗れたインテルの開幕連勝は5でストップ。5戦1失点の守備陣だったが4失点敗戦を喫した。

 試合後、インテルGKサミール・ハンダノビッチのコメントをクラブ公式サイトが伝えた。この日の前半4分には自らPKを献上してしまった守護神は「自分の責任を受け入れる。まずいタッチだった。ただ、PKはあってもなくてもおかしくなかったね」と冷静に振り返る。

「厳しい夜だ。この結果を忘れて、前を向かなければいけない。カンピオナートはまだ始まったばかりで、ページをめくる必要がある。勝利も敗北もあり得ることだ」

 5連勝していたチームだが、前半4分にPKで先制を許すと、同18分、23分と一気に3失点。前半31分にはDFミランダが一発退場し、数的不利を強いられた。後半15分にはFWマウロ・イカルディが意地のゴールも、同31分には4失点目。1-4での敗戦となった。

 49年ぶりの開幕5連勝という勢いには乗り切れずに今季初黒星。それでもハンダノビッチは「今日は悪いスタートだった。高いところを目指さなければいけない。この敗戦で僕たちのアプローチが変わるようなことがあってはいけないね」と上を向いた。


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