Wi-Fi・録画機能付き「人口眼球」で、視界をシェア!?

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録画機能付きのメガネ、と言われても正直新しさは感じられない。しかし、眼球となれば話は別だ。

イタリアの企業「MHOX」社によって進められているプロジェクト「EYE(Enhance Your Eye)」は、3Dバイオプリンティング技術を使って、人間の眼球を作り出すというもの。

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しかも、ただ見えるようになるというだけでなく、Wi-Fiへと接続し視界を記録・共有できる機能がある。

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目的は3種類
医療」「強化」「進化」

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モデルには3種類ある。

「HEAL」ーー医療用「ENHANCE」ーー強化用「ADVANCE」ーー進化用

「HEAL」はもっとも想像しやすい。損傷などを受けた眼球の代わりになるものだ。
対して「ENHANCE」は、視力を強化するもの。例えば、2.0の視力を2.5まで引き上げるような機能を持つ。さらに、Instagramの画像編集フィルターのように、視界のフィルタリングを飲み薬によって変更することも可能だ。この時点で現実離れした感覚を覚える。

しかし、もっとも注目するべきなのは「ADVANCE(進化)」だ。

Wi-Fi接続・録画機能

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「ADVANCE」では視覚情報を記録することができ、オンライン上でシェアすることも可能になる。完全にSFの世界だ。

一体どうやって移植するのか気になるところだが、同社によれば眼球とともに「Deck」と呼ばれる媒介を移植することで、筋肉や組織が自動的に、かつ永久に脳へと接続される。実用化の予定は2027年1月を見据えている。

バイオプリンティングによって生み出される臓器はその他にも様々ある。技術の進歩で高度な治療が可能になっているのは事実だ。しかし、今後は進化とも呼ぶような、人間の能力を拡張する技術が次々と現れてくるのかもしれない。

Licensed material used with permission by MHOX