海でも利用可能な耐海水性能を備えた京セラのスマートフォン「TORQUE G02」(写真:京セラ発表資料より)

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 京セラは14日、KDDI向けの新製品として、世界で初めて海でも利用可能な耐海水性能を備えたスマートフォン「TORQUE G02」を発表した。オープン価格でカラーはグリーン、レッド、ブラックの3色。

 新製品の主な特徴は、米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)19項目に、同社独自の耐久試験2項目を加えた計21項目に準拠した高い耐久性を有すること。同社調べで世界初の耐海水性能を備え、海での利用や水中・海中での撮影も可能となった。約1,300万画素のISP搭載裏面照射型カメラは、水中を検知したら自動で水中モードへ切り替わり、水中撮影も簡単に楽しめる。

 さらに、海や山などで役立つセンサー連携アプリを搭載しているので、アウトドアやアクティビティシーンの利用を強力にサポートする。

 センサー連携アプリは下記の通り。

■なみある?

サーフィン・釣りに便利な米国海洋庁から高精度の波形データを取得し、サーフポイントのコンディションをチェックできる

■YAMAP

ハイキング・登山に便利な耐氷結/低温耐久性能に対応し圏外でもGPSで動作、登山ルートや現在地情報を取得できる

■デイリーステップ

ランニング・ウォーキングに便利な日常の運動を状態検知、気圧センサーと連動、歩数やカロリー消費をチェックできる。

■Sky View

キャンプに便利な高地での低気圧環境にも対応、夜空にかざせば星座を確認できる。

 その他、一定の制限はあるが、画面がぬれた状態でも、グローブをしていても画面操作ができる。さらに、ディスプレイ部はDragontrailRXを搭載し、落としても割れにくく、また、IGZOの採用により高精細で省エネを実現している。

 主な仕様は、サイズ 約72×147×14.2?、バッテリー容量 2,910mAh、OS Android 5.1、メモリ内蔵 ROM16GB/RAM2GB、ディスプレイ 約4.7インチHD IGZO、カメラ メイン約1,300万画素CMOS/サブ約500万画素CMOS。