世の中には「こんなに面白い映画なのに、なぜDVDスルー?」という“隠れた傑作”がある一方で、「いったい誰が観に行くのだろう?」と不思議になるような、制作意図のまったくわからない映画が存在する。『女子ーズ』(テレビで宣伝しているのを見た)、直木賞候補作家・万城目学原作の『ホットロード』(本屋で予告編がかかっていた)など、わずか10本。自分の不勉強ゆえだろうが、本当にそれだけなのだろうか?2011年、映画やコ