スペースインベーダーが列島を「侵略」して今年で36年、ファミリーコンピュータの発売から31年。決して少なくない年月が日本のゲーム業界でも流れましたが、「風雲児」と呼ばれたクリエイターは一人しかいません。故・飯野賢治氏です。『Dの食卓』『エネミー・ゼロ』などエッジの効いたタイトルもさることながら、その巨躯と風貌、歯に衣着せぬ言動などでメディアの注目を集め、1990年代後半のゲームシーンを語る上で欠かせぬ人物