YouTubeチャンネル「黒字社長の絶対つぶれない経営学」が、「多くの経営者が間違える理想の現預金残高について。月商の3ヶ月分あれば大丈夫はウソです!」を公開した。動画では、1万社以上の黒字経営を指導してきた市ノ澤翔氏が、会社の倒産リスクを一発で見抜くための「現預金残高」の正しい見方と、キャッシュを増やすための具体的な方法について解説している。

市ノ澤氏はまず、会社を継続・存続していくために最も重要なのは自己資本比率の高さではなく、キャッシュ(現預金)であると定義。「キャッシュ(お金)がなければ倒産してしまう」と述べ、赤字であってもお金が尽きなければ会社は続くと、その重要性を強調した。

続いて、会社の安全度を測る目安として、多くの経営者が「月商の3ヶ月分」の現預金を確保すべきだと考えている点に言及。しかし、市ノ澤氏はこの計算方法を「間違い」と指摘する。売上が止まった際に出ていくのは「固定費」であるため、入ってくるお金(月商)ではなく、出ていくお金(固定費)を基準に考えるべきだという説を展開した。

動画では、月商が同じ5,000万円でも、固定費が異なるA社(卸売業)とB社(サービス業)の具体例を提示。同じ1億5,000万円の現預金を持っていても、固定費が高いB社は4ヶ月も持たないとシミュレーションし、業種によって必要なキャッシュ水準が異なることを解説している。市ノ澤氏によれば、最低でも固定費の半年分、理想は2年分の現預金を持っておくべきだという。

さらに、キャッシュを増やすための具体的なアクションとして、簿記の観点から「資産を減らす」「負債を増やす」「利益を出す」の3つを挙げた。特に「負債を増やす」ことについて、「負債は多ければ多いほど良い。資金繰りが良くなる」と語り、借金自体が悪なのではなく、借りたお金を運用して増やせないことが問題なのだと、独自の視点を提示した。

動画の終盤で市ノ澤氏は、「金さえあればなんでもできる。安定した経営をしたいならとにかくキャッシュを稼ぎだせ」という格言を紹介。多くの経営者が陥りがちな「月商ベース」での資金管理の落とし穴を指摘し、固定費ベースで考えることの重要性を論じた内容となっている。

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中小企業の財務の強化や業績アップを支援し、会社に潤沢に資金が残る強く潰れない会社へと成長させる手法を確立し、多くの中小企業をサポートしている。 【著書】 頭がいい社長は“会社のお金”のココしか見ない 90日で手残りを増やす「武器としての簿記」 ▶︎お仕事の依頼はこちら free@libertad.fun