映画『サブスタンス』は、ファウスト的な悪魔契約を交わし「若さと美貌」を取り戻す話、つまりはハリウッド批判、男性批判、ルッキズム批判を幹にしたMeToo映画を装いつつ、本当の病巣は「女性自身の意識」にあることを浮かび上がらせていると、池田純一は分析する。B級ホラーの体をした本作の真の見どころとは?