衆院選で自民、公明両党が過半数割れし、政府の経済政策運営の先行きが不透明になっている。石破首相は続投する意向だが、今後は野党の協力が必要となることから、首相が策定を指示した経済対策や2025年度予算案などに向けた日程が遅れ、内容の修正を迫られる可能性もある。政策実現の道のりは厳しさを増すことになりそうだ。(有泉聡、下里雅臣)短命のケースも首相は、今月4日に指示した物価高対策などを柱とする経済対