「雨の日と月曜日はいつも憂鬱」カーペンターズがそんな風に歌った「Rainy Days and Mondays」からこの日の『映像の世紀バタフライエフェクト』は始まった。「バタフライエフェクト」とは「蝶の羽ばたきが、巡り巡って竜巻を起こす」、つまり、ひとりひとりのささやかな行為が、時代を越えて大きな出来事を引き起こすということ。そうした観点から歴史を改めて見つめ直していくシリーズだ。そのキーワードの立て方や切り口が大胆