衆院選の全289小選挙区で、立憲民主、日本維新の会、共産など主な野党6党は全体の8割に当たる239選挙区で競合した。与党(保守系無所属含む)と野党が「一騎打ち」となるのは全体の約16%の47にとどまる。自民党の派閥裏金事件に関わった候補は45人が立候補。野党乱立で政権批判票が分散し、与党を利する可能性もある。2021年の前回選では立民、共産の連携を軸に野党5党が213選挙区で候補を一本化し、事