兵庫県の斎藤元彦知事は来年7月の任期満了を控え、仕上げの1年に入ったところで県議会から不信任決議を突き付けられた。4年間の任期のうち前半は、特に財政健全化を推進。後半は「攻めの県政」と銘打って、若い「Z世代」への支援などに注力してきた。しかし、パワハラ疑惑などを受け、待ったがかかる形となった。斎藤氏は総務官僚出身。地方行政の部署を経験し、宮城県財政課長や大阪府財政課長も務めた。2021年の知事