2歳上の兄には障がいがあったが、両親は医療機関などへの相談を一切しなかった。その存在は家族内のアンタッチャブルでありタブー。そうした暗い家庭環境に育った現在40代の女性は中学校に登校することができなくなった。だが、そんな窮地を救う者もいた。それは『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこさんと、女子大生の家庭教師だった――。前編はこちら写真=iStock.com/AHMET YARALI※写真はイメージです - 写真=iStock.c