米オレゴン州の町がホームレスの人たちを取り締まるため、公共の場所での寝泊まりを禁じる条例を適用することの是非が争われた訴訟で、米連邦最高裁は28日、取り締まりを容認する判断をした。米国各地でホームレスが増えるなか、今後の自治体の対応にも大きな影響が出そうだ。訴訟は、公園でのキャンプなどを禁じるオレゴン州グランツパスの条例をめぐって起こされた。条例は違反者に罰金や公園からの退去を命じ、違反が重なる