成田空港と並び、日本の空を支える「羽田空港」。ピーク時には1、2分おきに離着陸が繰り返され、乗降客だけで1日13万人以上が利用する。人やモノが絶え間なく行き交う日本のハブともいえる羽田だが、かつてそこには競馬場があった。 ルーツはいまから約100年前まで遡る。2001年に発行された『大井競馬のあゆみ―特別区競馬組合50年史』(特別区競馬組合発行)によれば、東京で最初の地方競馬として開かれたの