9日、第103回天皇杯の決勝が国立競技場で開催され、川崎フロンターレ柏レイソルをPK戦の末に破り、3季ぶりの優勝を果たした。川崎は2020シーズン、柏は2012シーズン以来となる頂点を目指した一戦。試合は序盤から柏の出足の良さが目立った。ピッチ状態の悪さも手伝ってかボール回しに冴えがない川崎に対し、柏はコンパクトな4-4-2で前から圧力をかける。攻撃面でも柏は細谷真大がスピードで優位に立てる山村和也の裏へ放り込むボ