口は災いの元という。話す言葉によって、相手が受ける印象ががらりと変化することがある。伝わる表現アドバイザーで産業カウンセラーの山本衣奈子さんは「何かうまくいかないことが起こったとき『ほらね、やっぱり』と言う人がいます。これは自分の考え方が正しいということを主張するための言葉で、遠回しに違う意見や考え方を否定しています」という――。※本稿は、山本衣奈子『「気がきく人」と「気がきかない人」の習慣』(明