北朝鮮北部、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市の教育部は、市内の初等学院、中等学院の子どもたちを対象にした個別談話(個別聞き取り)、集体談話(集団聞き取り)を、今月に入って慌てて行った。初等学院、そして中等学院とは、孤児を収容し教育を行う小学校と中学校に相当するが、聞き取り調査が行われた背景には、彼らの間に漂う絶望感があった。現地のデイリーNK内部情報筋が伝えた。まず、集体談話が今月初めに行われ