北朝鮮・黄海北道(ファンヘブクト)の沙里院(サリウォン)で最近、管楽器を習おうとする若者が増えている。富裕層の間では、「公教育に期待できない」として子どもを塾に通わせたり家庭教師を雇ったりして、楽器、美術、ダンス、コンピュータなどを習わせることが人気だ。深刻な食糧難に陥った現状で、楽器、それも管楽器を習うのは切実な理由があると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。現地の情報筋によると