李秀福(リ・スボク)――朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士として朝鮮戦争に参戦し、激戦地の1211高地で、敵軍トーチカの銃眼を胸で塞いで戦死、共和国英雄の称号を授与され、愛国烈士陵に埋葬された。彼は「最高の戦争英雄」、つまり日本の戦前の軍神のように持ち上げられて、プロパガンダの道具とされている。そんな彼に対する好ましくない発言は、政治的な問題となり、運が悪ければ一生を棒に振ることになる。その一方で、軽い処罰