鹿児島地裁が6月22日、「大崎事件」の第4次再審請求を棄却する決定をしたことを受け、日弁連は同日、「到底是認できない」とする小林元治会長の声明を公表した。日弁連は、これまでに34件の再審事件を支援しており、大崎事件もそのひとつ。声明は、裁判所が2年弱で5人の鑑定人の証人尋問をおこなうなど、積極的な訴訟指揮をしたことを評価。そのうえで、新旧全証拠の総合評価を適切におこなわず、「疑わしきは被告人の利益に」が再