「懲役刑」と「禁錮刑」を一本化した「拘禁刑」を創設する改正刑法が6月13日、参議院本会議で可決、成立した。刑の種類の見直しがおこなわれるのは1907年の刑法制定以来はじめて。改正法では、受刑者の年齢や事情に応じて、再犯防止に向けた指導や更生に向けた教育などができるようになる。「懲役刑」と「禁錮刑」を一本化することで、どのような意義があるのだろうか。神尾尊礼弁護士に聞いた。●どうしてこのような法案が提出さ