千葉県弁護士会は2023年度から、会のルールや会長声明の発出などの重要事項を決める議決機関「常議員会」に、女性クオータ制を導入する。選挙による30人のほかに、女性枠3人を新設し、女性会員が意思決定にかかわる機会を増やす。5月27日の定期総会で承認された。弁護士会では、日弁連や第二東京弁護士会などで副会長や理事の女性クオータ制が導入されているが、常議員会では全国初だという。●「女性割合20%以上」目指す千葉県弁