大手警備会社テイケイで警備員として勤務していた男性(50代)が、退職は無効だとして、会社側に地位確認などを求めた訴訟で、東京地裁(戸室壮太郎裁判官)は退職の意思表示は無効だとして男性の請求を認めた。判決は3月25日付。判決では、男性が遅刻の事実について勤怠システム上で誤った入力をしたことをめぐり、会社側は「執行猶予が付かない重大な犯罪であるとの虚偽の説明」をしたと認定。「退職すれば警察には連れて行かな