全国の弁護士を震撼させたオウム真理教による「坂本弁護士一家殺害事件」。拉致が疑われたことから、多くの弁護士が救出活動に加わったが、その中心的な役割を果たしたのが小島周一弁護士だ。坂本弁護士の事務所の先輩であり、親友でもあった。救出という終わりの見えない戦いと前代未聞の事件の持つ意味を振り返る。(取材・文/若柳拓志、写真/永峰拓也)●「弁護士業のリスクをどう減らすか」オウム事件と向き合って学ぶ教訓19