教員の時間外労働に残業代が支払われていないのは違法だとして、埼玉県内の市立小学校の男性教員が、県に約242万円の未払い賃金などの支払いを求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が3月10日、東京高裁(矢尾渉裁判長)であった。被告である県側は、請求棄却を求めた。男性教員が法廷で意見陳述をおこない、「(一審では)教員に時間外勤務をさせることは違法であるという私の主張は認められず、請求は棄却されました。不公平ではあり