山際大志郎経済再生担当相(左)、木原誠二官房副長官とともに「新しい資本主義実現本部事務局」の看板を持つ岸田首相(写真・時事通信)2022年1月4日、東京株式市場の終値は、2021年末比510円高の2万9301円と大発会では4年ぶりの値上がりとなった。2021年の大納会も2万8791円と32年ぶりの高値で終えており、引き続き景気の拡大が期待されている状況だ。しかし、岸田首相が掲げる「新しい資本主義」については、不安視する意見