コロナ禍で入管に収容されている人の数は減るものの、収容施設内でケガを負う人、体調不良を訴える人があとを絶たない。米国人のマーク・ゴードンさんは、東京出入国在留管理局(品川)に収容されていた2020年6月、職員から受けた暴行で腰骨を損傷したとして、2021年11月に国を提訴した。また、2021年8月下旬には、ブラジル人のフジナガ・レアル・ジャルデルさんが、東日本入国管理センター(牛久)で警備員にヘッドロックをかけら