コロナ禍2年目となった2021年も終わろうとしている。緊急事態宣言が頻出した日々に、心を乱された人も多かったのではないか。鈴木泰堂さん(46)は、電話や対面で年間400人以上の悩み相談に乗っているカリスマ住職だ。相談者たちの変化を尋ねつつ、新年に向けた心構えなどをお寺で問答してきた。(ジャーナリスト・富岡悠希)●コロナ前は「人間関係」に関する悩みが一番多かった12月19日午後に開かれた今年最後の「例祭」に合わせ