バーチャルプロダクションの魅力は、美術セットをCGで再現して現実世界さながらの撮影をスタジオでできるところだ。そのため、これまで場面に合わせて舞台を作り上げていた美術スタッフの作業は、新たな局面を迎えている。Vaundy「泣き地蔵」のMVでも、多くのシーンでCGを表示した大型LEDディスプレイを背景として、手前に金網、電車の一部、ベンチは実物を用意して撮影が行われた。本MVで美術デザイナーを担当した秋葉悦子氏に、