2017年に国際宇宙ステーションから撮影された台風。ミランコビッチ・サイクルが1000万年単位で降水の分布などに影響を及ぼした可能性が指摘されている(Credit: NASA)池田昌之氏(研究当時:静岡大学/現:東京大学)らの研究グループは、中生代三畳紀後期(約2億3700万〜2億年前)の地質記録を分析した結果、「ミランコビッチ・サイクル」と呼ばれる地球の軌道の周期的な変化がモンスーン(季節風)を介して大気、海、生命圏に影