中国国家航天局は日本時間2020年7月23日午後1時40分頃、火星探査機「天問1号」を搭載した長征5号ロケットを中昌文昌衛星発射センターから打ち上げました。無事に予定の軌道に投入されれば中国初の火星探査ミッションが幕を開けることになります。このミッションは以前「火星1号(Huoxing-1)」の名称が用いられていましたが、後に戦国時代の詩人”屈原”が宇宙創造伝説などへの疑問をつづった詩をもとに「天問1号(Tianwen-1)」と