2019年8月に発見された観測史上2例目の恒星間天体「ボリソフ彗星(2I/Borisov)」。今回、NASAの「ハッブル」宇宙望遠鏡やチリの「アルマ望遠鏡」を使ってボリソフ彗星を観測した結果、一酸化炭素の含有量が平均的な太陽系の彗星よりも多いことがわかったとする研究成果が相次いで発表されました。■一酸化炭素が豊富なボリソフ彗星は低温の環境で形成されたか恒星間天体「ボリソフ彗星」を描いた想像図(Credit: NRAO/AUI/NSF, S.