「すべての道はローマに通ず」これは、古代ローマ帝国の道路網がローマを中心としていたことから、「真理への道筋は一つではなく、どの経路を通るとしてもいずれ真理にたどり着く」という意味で使われる格言。隆盛と栄華を極めたローマ帝国だが、その繁栄は一朝一夕に築かれたものではない。ローマは一日にして成らず。さて、本題はローマならぬ老化。老化は、帝国のように能動的に築くものでも、あるいは本来「成る」という語で表