真田一族ゆかりの紐と伝えられる、「真田紐」をご存知だろうか?大河ドラマでもいよいよ天下分け目の「関ヶ原の戦い」が近付きつつあるが、歴史上、この戦に敗れた父・真田昌幸と信繁(幸村)は和歌山の九度山に蟄居(ちっきょ:謹慎の意味)を命じられたとされている。 ここで一族の生計を支え、さらに行商人などを通じて諸国の情勢を探る役目も果たしていたのが「真田紐」なのだとか……(商人に扮した忍びの者が、スパイのよ