戸塚啓コラム
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【戸塚啓コラム】パラグアイ戦、スタメン大幅入れ替えはなぜ必要だったのか
6月12日に行なわれたパラグアイ戦のスタメンを見て、「そんな余裕があるのか」と思った方は多かっただろう。ロシアW杯前最後のテストマッチで、西…
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【戸塚啓コラム】8年前と状況は同じではない。課題山積みのまま近づくW杯開幕
日本時間の6月8日深夜に行なわれたスイス戦で、日本は0対2で敗れた。5月30日のガーナ戦に続いてPKで先行され、同点に追いつく気配も漂わない…
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【戸塚啓コラム】雑誌の表紙にするとしたら誰か。悩ましきロシアW杯日本代表
面白みに欠けるメンバー、と言ったら失礼だろうか。ロシアW杯の日本代表である。ベテランを外せとも、若手を選べとも言うつもりはない。W杯で…
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【戸塚啓コラム】なぜ、西野朗監督は青山敏弘を必要としたのか
サプライズ選出には、必ず理由がある。2002年のW杯で中山雅史と秋田豊がメンバー入りしたのは、チームの一体感を高めるためだった。スタメ…
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【戸塚啓コラム】日本代表W杯予備登録メンバー35人のリストを公表しない理由とは
日本の35人は、いったい誰なのだろう?ロシアW杯の予備登録メンバー35人がFIFAに提出されても、日本サッカー協会からはアナウンスがない。ス…
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【戸塚啓コラム】冷え込んでいる日本サッカー界に「イニエスタ獲得」に乗り出す気概を
できることとできないことがあるのは、もちろん分かっている。ただ、Jリーグにとっては間違いなくチャンスである。アンドレス・イニエスタが、今…
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【戸塚啓コラム】オリヴェイラ流ではなく、“浦和レッズのサッカー”を確立することが真のビッグクラブへの道につながる
浦和レッズの新監督が、オズワルド・オリヴェイラに決定した。Jリーグはもちろん欧州も南米もシーズン中のこの時期は、希望どおりの監督を招聘す…
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【戸塚啓コラム】ハリルホジッチ監督解任の最大のメリットとは
西野朗新監督のスタッフが、12日の記者会見で発表された。ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督のもとでスタッフ入りしていた手倉森誠コーチが留任し…
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【戸塚啓コラム】ビデオ・アシスタント・レフェリー導入をためらう理由はない
恨み節ではない。負け惜しみでもなかった。4月7日に行われたJ1リーグのセレッソ大阪対サガン鳥栖戦後、鳥栖のマッシモ・フィッカデンティ監督…
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【戸塚啓コラム】ハリル解任。遅きに失した感は否めないが、動かないよりは明らかにいい
遅きに失した感は否めない。だが、動かないよりは明らかにいい。4月9日、日本サッカー協会はヴァイッド・ハリルホジッチ日本代表監督を解任した…
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【戸塚啓コラム】混迷の浦和レッズ。新監督選びにおける2つの道
浦和レッズが堀孝史監督を解任した。昨年のAFCチャンピオンズリーグを制した浦和は、Jリーグ開幕から5試合連続で勝ち星がなく、2分3敗で17…
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【戸塚啓コラム】脳裏をかすめる最悪のシナリオ。ハリルジャパン最大の問題点とは
4日前の夜と同じように、日本対ウクライナ戦のあとにドイツのゲームをテレビ観戦した。ドイツ対ブラジル──4年前のW杯準決勝で、サッカー王国が…
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【戸塚啓コラム】プランCまである強豪と、プランAもままならない日本代表の不安と焦燥
まったく違うスポーツを観た気分になった。日本がマリと引き分けた3月23日、ベルギー・リエージュの宿泊先でドイツ対スペイン戦をテレビ観戦した…
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【戸塚啓コラム】日本代表ヨーロッパ遠征で求められる得点パターンとは
本田圭佑の復帰は、もちろん歓迎すべきである。パチューカでのプレーからすれば当然だが、15日に発表されたメンバー発表は彼の復帰だけが論点ではな…
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【戸塚啓コラム】「日本人初」への違和感。スポーツの本質は伝えられているか
日本人初、という表現に馴染めない。サッカーでもその他のスポーツでも、大きな一歩や新たな一歩を踏み出した選手やチームに使われる表現だ。「日…
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【戸塚啓コラム】認知度を高める仕掛けは足りているか。Jリーグ開幕節に抱く危機感
2018年シーズンのJ1リーグ開幕カードとなったサガン鳥栖対ヴィッセル神戸戦は、『フライデーナイトJリーグ』と銘打たれた。Jリーグ側によれ…
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【戸塚啓コラム】認知度低下は何のせい? 話題性に乏しいJリーグ開幕に思うこと。
世間は平昌オリンピック一色である。日本選手団が過去最高のペースで表彰台に上がっているから、テレビをはじめとするメディアが前のめりになるのも…
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【戸塚啓コラム】3月の代表テストマッチに何を求めるか。結果次第では解任論も浮上する
3月のインターナショナルウインドーで、日本はマリ、ウクライナと対戦することになった。6月のロシアW杯開幕前のタイミングで、出場各国が活動…
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【戸塚啓コラム】ハリルホジッチ監督は今どこで、何をしているのか
日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、どこで、何を、しているのだろう。Jリーグは1月中旬から各クラブが始動し、1月30日にはACLの…
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【戸塚啓コラム】森岡亮太の可能性と、長友佑都が下したベストな選択
ヨーロッパの移籍市場が1月末で閉まるのを前に、日本人選手にも動きがあった。ベルギーのワースランド・ベベレン(WB)所属の森岡亮太が、同国屈…
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【戸塚啓コラム】ウズベキスタンやベトナムにあって日本サッカーにないもの
1月27日に閉幕したAFC U−23選手権で、ウズベキスタンが初優勝を成し遂げた。ノックアウトステージの準々決勝で前回優勝の日本を4対0で粉砕…
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【戸塚啓コラム】原口元気はどこへ行く? 浦和復帰への期待
浦和レッズのラファエル・シルバが、中国2部のクラブへ移籍することになりそうだという。すでに新シーズンへ向けて始動しているなかで中国のクラブ…
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【戸塚啓コラム】名古屋はなぜランゲラクを獲得したのか。外国人GKがもたらすメリットとは
やはり、という印象である。1シーズンでのJ1復帰を果たした名古屋グランパスが、オーストラリア代表GKミチェル・ランゲラクを獲得したのである…
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【戸塚啓コラム】“優良銘柄”に夢と未来はあるか。Jクラブ身の丈経営の良し悪し。
例年以上に活発な印象がある。Jリーグの移籍市場だ。Jリーグは昨年からダゾーンとライブストリーミングサービスの契約を結んだ。それに伴う契約…
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【戸塚啓コラム】ストーブリーグの活性化がW杯後の強化につながる
Jリーグに関わる17年シーズンのカレンダーは、来年元旦の天皇杯決勝を残すのみとなった。移籍マーケットがメディアを賑わす時期である。選手が動…
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【戸塚啓コラム】日本代表浮沈の鍵はマッチメイクにあり。交渉力が問われる仮想セネガル
韓国に屈辱的大敗を喫したあの夜、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は眠れなかったそうだ。12月18日に行なわれた来年のスケジュール発表会見で、いま…
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【戸塚啓コラム】このサッカーで本当にいいのだろうか。E-1選手権で湧き上がる疑問
どうもすっきりしないのだ。E−1選手権は12月12日に男子の大会2日目を迎え、日本は中国を2対1で下した。北朝鮮戦に続いて結果は残したが、内…
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【戸塚啓コラム】一発回答を出せるか否か。E-1選手権で注目すべきポジションと序列争い
彼らには、時間がない。E−1選手権からロシアW杯を目ざす選手たちである。基本的に国内組のみでチームが編成される今大会では、『東アジアカ…
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【戸塚啓コラム】ポゼッションかカウンターか、二者択一の議論をそろそろ終わりにしよう
いつものことながら、現時点で可能性は50パーセントである。4か国のうち2か国が、グループリーグを突破できるからだ。来年6月開幕のロシアW杯…
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【戸塚啓コラム】有意義なテストが期待できる“90点”の日本代表メンバー選考
点数をつけるなら、90点ぐらいだろうか。呼んでほしい選手、呼ばれるべき選手は、およそリストアップされている。12月9日に開幕する『E−1EA…