ラウンド後、卓球を楽しむリディア・コ(Photo by Michael Dodge/Getty Images)

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<ISPSハンダ・オーストラリアン女子オープン 2日目◇20日◇ザ・ロイヤル・メルボルンGC(6,479ヤード・パー73)>
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 リディア・コ(ニュージーランド)は第2ラウンドで“70”の3アンダーを記録し、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)、ハナ・ジャン(韓国)と通算6アンダーで並び、首位に立って週末を迎える。他の選手にとって、第2ラウンドを終えて世界ランク1位のコがこの位置にいるのは、あまり良い状況とはいえないだろう。第2ラウンド終了時点でコが首位に立っていたのは、2012年「CNカナディアン女子オープン」の一度だけで、そのときは優勝。コが制した5大会のうち4回は、最終日の劇的な逆転勝利によるものである。
 この日コは、15番のパー4で136ヤードから見事なイーグルを決めた。これで2日連続のイーグルである。
 「昨日は14番でイーグルを決めたけど、今日はそのホールでパーだったことにいらついていた。最低でもバーディーを決められるホールだと思っていたから。その怒りが、15番での積極的なショットにつながったのだと思う。フェアウェイの左端にいて、『8番だったら少し長いかも』と思ったので9番を使ったの。136ヤードくらいだったと思う。その結果、ピンのすぐ左につきそのままホールへと転がっていったわ」
 ジャンは、ルーキーとして衝撃的なデビューを飾っている。2015年、3戦のうち2戦で少なくとも首位タイに立った。この日記録した“69”の4アンダーはベストスコアで、6つのバーディーを決めた。
 「今日は昨日より良かった。シンプルに考えたのが良かったのだと思う。フェアウェイ、グリーン、そしてツーパット。それを意識していたわ。プレッシャーはありません。今日は嬉しい」
 ジュタヌガーンは最初の6ホールで二つのボギーを記録したが、その後の10ホールを4アンダーで回り、首位タイに躍り出た。難しいといわれる9番のパー4、そして10番のパー5でイーグルを決めたのが象徴的だった。首位として3日目を迎えるのは過去に一度しかない。それは2013年「キングスミル選手権」。17歳だったそのときは、最終的に3位タイでフィニッシュした。
 「とりあえず楽しんでプレーしているわ。それがゴルフをする理由でしょ」
※USLPGA公式サイトより提供

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