楽しい共同生活! - 映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』より
 - (C) Shadow Pictures Ltd MMXIV

写真拡大

 ニュージーランドの首都ウェリントンで共同生活を送るヴァンパイアたちを主人公にしたコメディー映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』から本編映像が公開され、彼らのゆる〜い日常の一端が明らかになった。

 本作は、ヴィアゴ(379歳)、ディーコン(183歳)、ヴラド(862歳)、ピーター(8,000歳)というシェアハウスで暮らす4人のヴァンパイアの姿を追ったモキュメンタリー。ヴァンパイアたちが現代社会で楽器を演奏したりダンスしたり、郊外のパブでハメを外したりと自由気ままに暮らすさまをコミカルに映し出し、第39回トロント国際映画祭(ミッドナイト・マッドネス部門)をはじめとした世界の映画祭で観客賞を総なめにするなど好評を博した作品だ。

 今回公開された映像は、ピーターにかまれて新たにヴァンパイアになった大学生のニックがシェアハウスに招き入れた親友スチュー(人間)と、もともと同所に住むヴァンパイアたちの奇妙な交流をつづったもの。ヴァンパイアたちは優しく穏やかなスチューのことが大好きで、スチューから空手を教えてもらったり、ヴァンパイアなので実際は見ることができない日の出の映像をパソコンで見せてもらったりするさまにはほっこりさせられる。

 メガホンを取ったのは、『メン・イン・ブラック3』出演のジェマイン・クレメントと、ニュージーランド航空の『ホビット』シリーズをテーマにした「壮大すぎる機内安全ビデオ」を手掛けたタイカ・ワイティティ。二人は監督・脚本だけでなく、それぞれヴラド役、ヴィアゴ役として出演もしている。(編集部・市川遥)

映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は1月24日より新宿ピカデリーほか全国公開