ジダン氏が明かすジェラードの忠誠心「レアルへ勧誘したが断られた」

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 現在、レアル・マドリード・カスティージャの助監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、同クラブでプレーした現役時代終盤に、今シーズン限りでリヴァプールから退団する元イングランド代表MFスティーヴン・ジェラードを2度勧誘し、断られていたことを明かした。3日付のイギリス紙『デイリー・ミラー』など複数メディアが報じている。

 ジダン氏は、リヴァプールの監督がジェラール・ウリエ氏からラファエル・ベニテス監督へと交代した2004年夏にジェラードレアル・マドリードへと勧誘したとされ、次のように語っている。

「私は前にも言ったが、ジェラードは全盛期、世界最高峰の選手だった。彼の全盛期は2004年の夏だったと思う。私は(レアル・マドリード会長の)フロレンティーノ(・ペレス氏)に彼とマドリードで中盤を組みたいと話した。レアルは2度、彼の獲得を試みたが、彼はリヴァプールを去ろうとしなかった。レアル・マドリードのオファーを断る選手は稀だが、それこそが彼のリヴァプールへの忠誠心の大きさを物語っていたと思う」

 17年間リヴァプール一筋を貫い現在34歳のジェラードは、シーズン終了後にMLS(メジャーリーグサッカー)のLAギャラクシーに移籍することが濃厚と報じられている。