ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2015年半ばをメドに、人気のスマートフォンゲーム「パズル&ドラゴンズ」(パズドラ)の配信を、中国で始める。2014年12月7日付朝刊の日本経済新聞が報じた。中国のインターネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)と提携して進出する。

パズドラは2012年2月に日本で配信を開始。日本最大のスマホゲームで、累計3000万人を超える利用者を集めるという。

画面上に並んだ6種類の「ドロップ」を指で操作し、同じドロップを3つ以上つなげて消すゲームで、基本となる遊び方はそのままにして現地のゲーム文化に対応。登場するキャラクターのデザイン、物語の進行などを中国人の好みにあった内容に切り替える。

テンセントは中国で無料対話アプリ「微信」(ウィーチャット)を配信する。収益源はオンラインゲームで、7〜9月期は全体売上高の6割近い約113億元(2200億円)にのぼる。