写真左より竹内涼真(仮面ライダードライブ)、佐野岳(仮面ライダー鎧武)、小林豊(仮面ライダーバロン)
■『仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル』
2014年12月13日(土)より全国公開!

「仮面ライダードライブ」
竹内涼真、内田理央、上遠野太洸、吉井怜、浜野謙太、井俣太良、クリス・ペプラー、松島庄汰、蕨野友也、綾部祐二(ピース)/片岡鶴太郎
「仮面ライダー鎧武」
佐野岳、小林豊、高杉真宙、志田友美、久保田悠来、青木玄徳、松田岳、松田凌、弓削智久、吉田メタル/三木眞一郎(声)

【原作】石ノ森章太郎 
【脚本】三条 陸 鋼屋ジン(ニトロプラス) 
【監督】柴崎貴行 
【音楽】鳴瀬シュウヘイ、中川幸太郎、山下康介
【アクション監督】石垣広文(ジャパンアクションエンタープライズ) 
【特撮監督】佛田洋(特撮研究所)

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「ここからは鎧武とドライブのステージだ!」(鎧武/佐野岳)
「ご無沙汰です。みなさん、キルプロセス!」(デューク/青木玄徳)
「脳細胞がトップギアだぜ」(ドライブ/竹内涼真)

いやはや、すごい熱気に満ちていました新宿バルト9。「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル」(12月13日より全国公開)の完成披露イベント&舞台挨拶が行われ、仮面ライダー鎧武役の佐野岳、仮面ライダードライブ役の竹内涼真をはじめ、キャスト12名と柴崎貴行監督が登壇した。

仮面ライダーたちが劇中の決めゼリフなどをまじえながら挨拶をすると、さらに会場が盛り上がる。400席ほどのシアターにお客さんがぎっしり。平日夕方という時間帯もあるのか、女性が圧倒的に多い。

今回、仮面ライダールパン役として出演する、お笑いコンビ・ピースの綾部祐二にマイクがわたると、会場からは「綾部〜〜!!!!」。すかさず綾部が「オレだけ苗字はやめて!」と懇願すると「ルパーン!」と再びコールがかかる。

今回、綾部は“仮面ライダーを盗みにきた”怪盗アルティメット・ルパンという役どころ。白のスーツに黒のマントをたなびかせて登場し、「ここからはわたくしが主役の座を奪いたいと思います」と宣言した。ところが、主役の二人はニコニコしながらノーリアクション。綾部が「では、わたくしが主役ということで」と念押しすると、ようやく竹内が困り顔で「どうする?」と、ヒロインの婦警を演じる内田理央に相談。「えーっと、まさか会場がこんな空気になるとは思いませんでした……」と綾部が苦笑いする一幕もあった。



「仮面ライダーなのに車に乗る」という荒技で、放送前から話題になっていた、仮面ライダードライブ。怪人に、ルー大柴や安田大サーカスなどの芸人を起用するというキャスティングも注目を集めていた。満を持しての仮面ライダールパン/綾部祐二の登場である。
「目にしてくれているお母さんやおばあちゃん、子どもたちのハートをつかみたい」と語った綾部。今回の作品に出演したおかげで、別番組で共演した鈴木福が興奮して近づいてきたというエピソードも披露した。映画のなかでは、仮面ライダードライブ役の竹内と素手で闘うアクションシーンもあるという。

綾部:「みんなすごいなと思いましたよ。子どもの頃に見た仮面ライダーってこうやって作られていたんだなって感動した。ただ、みんなは若いからいいけど、オレはもう36歳ですからね……」
竹内:「(アクションは)大変だけど、楽しかったですね」
綾部:「問題は竹内くんと並ぶと、オレがちんちくりんに見えるということですよ。いまだかつて、こんなに小さい怪人がいたのかってくらい!」

「仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル」は2014年12月13日(土)より全国公開。ぜひとも「仮面ライダーって盗めるんだ。なぜ? どうやって?」の謎を解きに行きたい。
(島影真奈美)