「会話しても面白くない」人の共通点―「全てを理解しようとしている」

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話に参加したくても、おもうように話が飲み込めずに、ついていけなくなってしまうことは意外に多いもの。しかし大事な話であればなおさら参加する価値があるだけに、こういった状況はできる限り避けたいものですよね。

そこで今回は、人の話についていけなくなる理由に迫りつつ改善策をご紹介します。

■話のすべてを理解しようとしないこと

話の中には重要な部分もあれば、そうでない部分もあるはず。それらをすべて理解し対応しようとすると、考えが追いつかなくなってしまいます。そればかりか重要なキーワードを逃してしまい、話の要点を見失ってしまうことも。

これをふせぐためには話のすべてを理解しようとせず、要点を確実にとらえてほかの部分はその補足程度として聞くことが重要です。話が長ければ聞くだけでも疲れてしまいますから、それほど重要でない部分は適度に気をゆるめるなどして対応しましょう。

■知らない言葉をいつまでも気にしないこと

専門用語など普段聞きなれない言葉が話の中で出てきた場合、それの意味がわからずに気になってしまうこともあるはず。しかし話を聞いている最中にそれをいつまでも気にしていることで、話が頭に入らなくなってしまいます。

わからない言葉がでてきたら、メモをとるなどして後々調べ手対応すると良いでしょう。場合によっては話が一段楽したあとに話し手に聞いてみるのもアリです。特に専門用語が多い仕事上の会議などは、これらがわからないと話についていけなくなる可能性がありますから、少しずつ言葉を覚える努力をしていきましょう。

■どうしてもわからない話題もある

話の内容によっては、全く自分が知らないものもあるでしょう。例えばちょっとした雑談でも、自分のみていないテレビ番組の話ともなれば、いくら聞いていても話についていくことができないはず。そんなときは話す内容から情報を収集しつつ、知識を深めていくといいでしょう。

うなずいたり相づちをうったりしながら対応していけば、少しずつ話についていけるようになります。場合によっては途中で話題が変わることもありますから、柔軟に対応しましょう。

話についていけないという状況を避けるためには、話に集中することが何よりも大切です。話し手の特徴をつかみながら、上手に対応していくようにしましょう。