第25回柴田連三郎賞を受賞した、角田光代の同名小説が原作のNHKドラマ「紙の月」が終了した。

原田知世が演じる主人公は、勤務先の銀行で顧客のお金を横領し、若い男に貢いだあげく海外に逃亡してしまうアラフォー主婦。水野真紀と西田尚美が演じる高校時代の友人も、極端な倹約家に買い物依存症と、お金に関連した心の闇をかかえている。

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そんな女性たちを描いたドラマ「紙の月」はブログでも、

・何となく観て、ハマってしまった「紙の月」
・徐々に徐々に狂っていくヒロインの心情がリアルで、結構感情移入できました
・面白くも楽しくもない3人の女性像だが、見てしまう!結論があるわけでもない
 ところがいい!

などと女性を中心に好評だった。

全5回の最終回を迎えたあとは、

・最終回、泣かされました。本当にいいドラマに出会えて、幸せでした
・面白かったけど、夫も改心、友人も同情、被害者は責めない、とても都合の良い
 終わり方だった
・最終回、良かったなぁ・・・。そうですね、先ず自分を愛しましょ

といった感想の声が。

三人のアラフォー女性たちの「その後」が明確に描かれなかったことへの不満の声もあるが、「泣いた」「よかった」といった声が目立つ。

・それにしても原田知世さんは、いいなぁ
・落ちていく女の話なのに原田知世の清々しさが、それを感じさせない
・原田さんだからあの雰囲気をうまく醸し出せたのかな・・・そんな感じもします

と、孤独感と空虚感から人生が狂っていく主人公を好演した原田知世も、ひさしぶりのテレビドラマながらさすがの高評価だった。

宮沢りえ主演、「桐島、部活やめるってよ」の吉田大八監督で映画化が決定している「紙の月」。ドラマの次は映画ということで、

・ドラマ主演が原田知世さん、映画の主演が宮沢りえさんと、どちらも豪華キャスト
 ですね
・宮沢りえさんが主役で映画にもなるとか・・これは、絶対観なくっちゃ!!!
・主演が宮沢りえさんなのでとても楽しみにしています

と映画版にも期待の声があがっている。

とはいえ、映画の公開は来年。それまでは、

・ごく普通に自分の回りにいそうな女性達の内面や行動がすごく上手く描けている
・小さなきっかけが、取り返しのつかない大きな事態に発展する、そのプロセスが
 見事に描かれていると思いました
・人って弱いものだと改めて思う。お薦めです

などと評価の高い、角田光代の原作小説で楽しむのもいいかもしれない。

(芦之由)




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