台北図書館文学作品の年間貸し出しランキング  村上の1Q84が2位

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(台北 29日 中央社)台北市立図書館が28日発表した2013年文学類図書の貸し出ランキングで、イギリスの新人作家、ティーヴン・ワトソンの「私が眠りにつく前に」がトップに輝き、日本人作家、村上春樹の「1Q84」(=写真)が2位だった。

デビュー作でベストセラーとなったワトソンのこの推理小説は2012年から2年連続文学類ランキングの1位を獲得し、日本国内で同じベストセラーとなった村上の「1Q84」は2位に続いた。

統計によると、文学類図書の中で、日本の推理小説家、東野圭吾が最大の勝利者となった。去年1年間で合計11作品が上位20位に入り、台北市民が推理小説を愛読していることが伺える。

2013年台北図書館の利用者数は延べ1845万6064人で、予約本数は291万7860冊、貸し出された本の冊数は1174万1005冊、台北市民の本に対する愛好を示している。

分析によると、図書館の主力利用者は31歳以上の読者、貸し出し総数の7割以上を占めた。  (戴雅真/編集:張芳明)