東京駅前スペースを被災エリア主催のイベントに無料で提供 - TIC東京

写真拡大

森トラスト・ホテルズ&リゾーツが運営するTIC東京(ツーリストインフォメーションセンター東京)は、2011年より東日本大震災被災エリアの地域主催イベントを対象に行ってきた東京駅前のイベントスペース無料提供を、2013年も継続することを発表した。

同社では、2011年6月に東日本大震災直後に東北応援プロジェクト「がんばろう日本・もりあげよう東北」を立ち上げた。

その活動の一環として、東北6県と津波被害の大きかった茨城県・千葉県(以下被災エリア)からの主催者に対し、東京駅直結の同社のイベントスペースを無料で提供。

この企画には、2012年度1年間で8団体19回延べ52日間の利用があり、物産販売会や各種PRイベントが行われた。

この被災エリア主催者を対象としたイベントスペースの提供企画を2013年度も継続実施する。

対象は上記指定地域の地方自治体、及び被災エリア支援につながるイベントを行う団体で、利用希望者を広く募集する。

また、2013年度は同社が運営する事業「こだわりの逸品をお取り寄せ」において、被災エリア支援につながる商品販売の販売支援企画を実施するが、通常8%の販売手数料率を同企画適用団体は特別料率5%とする。

イベントスペースの特別提供は、4月1日〜2014年3月末日まで。

企画対象団体となるのは、被災エリア(東北6県・茨城県・千葉県)の自治体、及び被災エリアに立地した団体。

又は被災エリア支援につながるイベントを行う全国の団体(地方公共団体を含む)。

利用料は、被災エリア(東北6県・茨城県・千葉県)の自治体、及び被災エリアに立地した団体は無料。

被災エリア支援につながるイベントを行う全国の団体は、1日1区画1万2,000円。

いずれも同社で団体の概要とイベント内容を事前に確認し、被災エリアの支援に力を入れていると認定できる団体にのみ適用。

売り上げの一部を義援金として被災地に寄附するほか、被災地の雇用促進に寄与する団体等を想定しており、イベント内容等により利用できない場合もあるとのこと。