かわいいー!のってみたい!と思わずテンションが上がるFAL(フエキエアライン)。でんぷん糊が燃料なので、騒音もなく、環境にも最大限の配慮をしているという。

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以前、コネタでも「フエキくんは犬? それとも……?」という素朴な疑問が取り上げられていたけれど、その後、ますます人気のフエキくん。最近は本業!? のノリのみならず、ハンドクリームをはじめとするコスメ業界や、キャンディやカレーといったフード業界にも進出。

園児だった頃、一緒に工作や折り紙を楽しんだフエキくんがこんなにビッグになるなんて……とまるで同窓会でかつての幼馴染みに会うような気持ち。赤い帽子に黄色いフェイスは昔と変わらないが、気のせいか、長いまつげの下のつぶらな瞳がさらに大きくキラキラ輝いているような気がする。

そんな私がえっ、こんなものまで!? と驚いたのが、「フエキファンフアクトリー」なるページにあった黄色い犬の顔がついた「フエキカー」に「フエキエアライン」、さらに、「フエキリゾート」なる豪華リゾート施設までもが完成していたこと。不易糊工業株式会社に問い合わせてみたところ、実はこれ、CGによる妄想ギャラリーだった。なーんだ……とちょっと残念だったが、「フエキフォン」なるフエキくんモデルの携帯とか本当にかわいい! そして、フエキエアラインにのって、フエキリゾートでくつろぎたい……などと思わず空想。いや、本当にあったら絶対癒されるはず。

同社によれば、フエキくんサイトは2008年オープン。実は、この3Dスペシャルサイトのオリジナルはなんと、とあるフエキくんファンの3Dデザイナーさんが趣味で制作する個人サイトだったのだそうでビックリ!(しかも、最初は許可なしでつくっていたらしい)。しかし、このサイトをきっかけにフエキくんがキャラクターとして世に出ることになり、同社がライセンス事業をはじめるきっかけとなったのだそうだ。クリエイターのちょっとした遊び心が、現在のフエキくんの大活躍に繋がったんですね!

文房具などこの中からいくつか製品化されたものもあり、また、私のようにたとえば携帯電話などが本当にあるものだと勘違いし、たまに問い合わせなどもあるという。
ちなみに、現実に商品化されたアイテムの中で、現在話題となっているのは昨年発売のフエキくんの容器に練乳ミルクプリンを入れたスイーツだそう。大阪・堺にあるパティスリーアンジェラと共同開発したもので、こりゃたまらん可愛さです。

とそんなわけで、いつのまにか進化していたフエキくんワールド。なつかしいフエキくんと再会することで、あなたも無邪気だった“あの頃”に思いを馳せてみてはいかが。
(まめこ)