3日、来春開催される野球の第3回ワールドベースボール・クラシック(WBC)の各国の代表選手が2人ずつ発表された。日本は巨人の阿部慎之介捕手、楽天の田中将大投手だった。ベネズエラのカブレラ(タイガース)、ドミニカ共和国のカノ(ヤンキース)ら大リーグのスター選手も名を連ねた。

 大会3連覇を目指す侍ジャパンだが、出場経験のあるイチローをはじめとする大リーグの選手がシーズンへ向けた調整などを理由に辞退を表明。全選手が国内組となる見通しだ。その中でも、山本浩二監督が期待しているのが阿部。すでに主将に指名しており、チームの柱になることは間違いない。田中はエース格としてローテーションの中心になりそうだ。

 また、予選を勝ち抜いた4カ国・地域を振り分けた1次ラウンドの組み合わせも、主催者から発表された。日本はA組で、キューバ、ブラジル、中国と同組になり、3月2日の初戦(ヤフードーム)でブラジルと対戦する。(編集担当:柴田亮)