住宅用紫外線除菌器『インフルセーバー』(フォースメディア)。

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乾燥する季節になると風邪が流行り出す。日ごろから身の回りを清潔にし、予防したいところ。そこで、インフルエンザウイルスからカビ・ダニまでを簡単に紫外線で駆除してしまえる便利な棒があるので紹介しよう。

住宅用紫外線除菌器『インフルセーバー』(フォースメディア)というもので、紫外線の中でとくに除菌効果の高い紫外線C波(UV-C)を照射し、ほとんどの細菌・ウイルス・カビ・ダニを除菌することが可能なのだそうだ。除菌したい場所に光を当てるだけで除菌率99%以上を実現する。スマホ、キーボード、台所、浴室、寝室などなどいろいろな場所で効果がある。なお、ランプを上方に向けると自動的にランプが切れたり、目を保護するゴーグルを添付するなど、しっかり安全性を考慮する仕様になっている。

では、とくに細菌が発生しやすい場所、こまめに同製品を使って細菌を駆除すべき場所はどこなのか。フォースメディアさんに聞いた。
「頻繁に手を触れるものに細菌は発生しやすいです。例えばテレビのリモコンや固定電話、ケータイ、スマホ、PCのマウス・キーボードなど。それらは洗剤などで洗うことができないため細菌が多いと考えられます。本製品は、そのような洗剤、除菌スプレーやシートなどでこまめに拭いたりすることが難しい対象の除菌に適しているのではないかと思います」

逆に、同製品で除菌が難しい場所はあるのか。
「紫外線が当たらない場所は除菌できませんので、表面の凹凸が激しいものは影ができやすく除菌効果が落ちると思われます。また、通常のガラスや透明プラスティックは紫外線を通しにくいので、それら越しに除菌することはできません。(例えば水槽内部など)」

ところで、スマホのタッチパネルは便器より汚いといわれるが、やはり細菌、ウィルスなども多いのか。また、同製品を使うとどの程度キレイになるのか。
「海外ではそのような研究結果が報告されているようですね。一般的な見解として、スマホは手を触れる機会が多いものですから細菌の数は多いでしょう。タッチパネルは表面が平滑であるため、高い除菌効果が期待できます。菌数が明確でないので数値は明示できませんが、1〜2分の照射でほぼ完全に除菌できると思われます」

清潔を保つにはどのくらいの間隔で使用すればいいのか。
「対象物や使用するユーザーの感覚にもよるので一概には言えませんが、毎日手を触れるものであれば、やはり毎日使用するのが理想的だと思います」

身の回りをこまめに除菌して、今冬はしっかり健康管理したいものである。
(羽石竜示)