この写真を見たら、グウの音も出ない。“美脚”は、間違いなくニーズがある。

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最近発売された菜々緒の写真集、中身は見ていないのだが表紙だけはガン見した。だって、これほどの“目の保養”は久方ぶりなんだもの。もう本当、この世のものとは思えない造形美だぜ……。唸るしかない。特に、あの脚!

不意に美脚の魅力を再確認してしまいましたが、ダメ押しのような新情報をここに来て入手! 株式会社杉本カレンダーが2013年版として発売する『TASTY LEGS 〜美脚の女神たち〜』(税込み1,890円)が、どうにも素晴らしいのです。

何が良いって、そこら辺は画像を見ていただくしかないな。どうですか、お客さん。まさに“美脚”のオンパレード! 12カ月、ぶっ続けで目の保養じゃないですか。
「バストやヒップをテーマとしたカレンダーは他にもありますが、少なくともここ数年“美脚”をテーマに据えたものはありませんでした。ただ中国などではバストよりむしろ“脚線”の方が注視されると言いますし、『もっと多様性があっても良いのではないか?』というのが“美脚カレンダー”制作の原点です」(担当者)
そして国内の潜在的“美脚”ニーズはあると、同社は判断した模様。

……ここで、一つ告白したい。実はこの“美脚カレンダー”、今年が初の試みではないらしいのです。
「昨秋に2012年版として“美脚カレンダー”の第1弾を発売しているのですが、その時は『猥雑でなく、あくまでも上品に……』という作風を追い過ぎたためか、ややインパクトに欠けたとの指摘や反省もありました」(同社・担当者)
昨年版では、モデルのスタイリングやヘア&メイクを普段街中で見かけてもおかしくないレベルにまであえて抑制。表情やポージングも、微笑みとスチルポーズを主体に撮影。すると、仕上がりは図らずもおとなしい内容になってしまったそう。
「企画側自身としても『明らかに消化不良の内容で、作りそのものが中途半端』と出版前から判断しており、モデルやフォトグラファー等関係者にも『申し訳ない! 来年リベンジしたい』と発売4ヶ月前に告げていたほどでした」(担当者)

そこで、今回の2013年版ではコンセプトを大きく転換! 何というかアーティスティックな方向に、完全に舵を切っている。
「いわゆる“タレントもの”を始め、日本ではカレンダーの被写体そのものをクローズアップして迫ることで偶像としての魅力を最大限に伝えようとする傾向が強いように思えます。一方、商品全体としての“雰囲気創り”に目を向けると、個性的、独創的というレベルを目指したカレンダーはほとんど見当たりません」(担当者)
だからこそ同社は、“人物カレンダー”の空隙域とも言える部分に着目。個性的な雰囲気を持ったアート作品を目指し、2013年版の制作に着手したそうなのだ。

では昨年版の内容を反省し、2013年版ではどの辺りを改めたのか。まず、フォトグラファーはもちろん、スタイリスト、ヘア&メイク、起用モデル(3名)を集め、事前に全体コンセプトとそれぞれのイメージング合わせを実施している。
「生足あり、網タイツありで“セクシー”な要素も追ってはいますが、同時に決して上品さも損なわないよう心掛けました」(担当者)

そして、デザイン面について。実用性よりもアート性に重きを置いたようだ。
「今、世に出ているカレンダーのほとんどは、全ての月のカレンダー部分がほぼ同じデザインで通して作られているように思います。さらには、その各頁のデザインの多くは、全体として左右対称のシンメトリックというのが基本でしょう」(担当者)
これは「暦の部分が見やすいかどうか」など機能的側面から捉えたカレンダー作りの王道的流れからきているのだが、少なくとも“美脚カレンダー”に関してはそんな実用性は二次的、三次的な欲求となる。
だからこそ2013年版では、全体的デザインにおいて敢えて多面性を意識。モデルのポージングに合わせた計3パターンの構図を設定し、全体に程良いアクセントを与えてみせた。結果、小粋なインテリア品として飾ったとしても十分に映える、スタイリッシュなカレンダーに仕上がっている。

ところで、このカレンダーはどういう人が買うのでしょうね……?
「昨年のデータですが、やはり20〜30代の男性のみと言って良いです。加えて、購入者の一定部分はどうやら起用モデル3人のうちの誰かのファンだったようで、現物をサーキットなどに持参してサインをねだるということもありました」(担当者)
なるほど、2012年版ではレースクイーンも起用していましたか。そりゃ、美脚なはずだよ!

しかし2013年版の内容ならば、女性一人暮らしの家に貼ってあっても違和感は無いと思う。それは、この美脚たちを見れば一目瞭然!
女性にとっても“目の保養”になると、無責任にこの私が保証します。
(寺西ジャジューカ)