主婦層の約9割が、シニア世代の親が働くことに「賛成」と回答

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主婦に特化した人材サービスを展開するビー・スタイルが運営する「しゅふ活研究室」は、2013年4月に「改正高齢者雇用安定法」(高年齢者が、年金受給開始年齢までは意欲と能力に応じて働き続けられる環境の整備を目的とした改正)が施行されることを受け、11月8日の「いい親の日」を前に「親世代の就業」に関する主婦層の意識調査を実施した。

対象は、同社派遣登録者と求人媒体「しゅふJOB」の登録者284名。

調査期間は8月29日から9月9日。

「親御さんが働くことに、賛成ですか?反対ですか?」と尋ねたところ、「シニア世代の親」が働くことについて、86%の主婦層が「賛成(57%)」または「どちらかというと賛成(29%)」だった。

また、「『賛成』『どちらかというと賛成』と答えたのはなぜですか?」と質問したところ、「生きがいを持ってほしいから」が77%、「心身の健康を保ってほしいから」が75%など、親のことを思いやる回答の率が突出して高くなっている。

次いで、「親自身の生活は自分で維持してほしいから(30%)」、「働いている親の姿が好きだから(27%)」、「収入を消費に回し経済を活性化してほしいから(11%)」となった。

反対理由の上位に上がったのは、「健康上の理由で賛成できない」が41%、「働きづめだったので休んでほしい」が41%。

反対する理由にも親を思う子の心が伺える結果となっている。

一方、「親御さんは現在働いていらっしゃいますか?」と質問したところ、実際には親が働いていないケースが45%あった。

同社では、「家族は応援している。

意欲あるシニアには、家族の応援を胸に、大いに活躍してほしい」とまとめている。