キングカズこと三浦知良に聞いた! 現役でいられる秘訣(ひけつ)




寝ても疲れがとれなかったり、階段をのぼっただけで息があがったり、「年を取ったなあ」と思うことはありませんか? いくつになっても、若くありたいものですよね。 今回は、45歳になった今なお現役で活躍されている、キングカズこと、三浦知良選手に「現役でいられる秘訣」を教えていただきました。



■特別なことはせず、とにかくトレーニングを続ける



――特別なトレーニングはされていますか?



「スペシャルなメニューはありません。サッカー選手って聞くと、なにか特別なトレーニングをやっているように思われるでしょうが、誰でもトレーニングジムでやっている基本的メニューが多いです。長く活躍するのに必要なことは、それを何カ月や何年という期間、ずっと続けていくということです」



変わったことをするのではなく、続けることによってあの体はつくられているのですね。



■トレーニングを続けるコツ



――何年も続けていると、今日はトレーニングをやりたくないと思うこともありますか?



「ぼくも人間なので、気分が乗らない日も、疲れがたまっている日もあります。朝起きて今日は調子が悪いなと思っても、クラブハウスに着いて、練習着に着替えて、ひとつトレーニングを始めてしまえば、リズムを取り戻して嫌な気持ちを乗り越えられます。そういうリズムを作るのが、トレーニングには大事かもしれません」



三浦選手もやりたくない日があると聞いて安心しました。リズムをつくれると、トレーニングを続けやすくなるのですね。



■自分に合ったトレーニングを研究する



――新しいトレーニングを取り入れることもありますか?



「はい。時代によって、新しいトレーニングが出てきます。新しいものが良かったら、今までのリズムを崩さずに、いいとこ取りをして組んでいます。クラブハウスにはたくさんの最新器具が用意されていますから、自分の目的に適したトレーニング方法を、試しながら増やしていっています。メニューが変わると、気分転換にもなります」



常に自分に合ったトレーニングを研究することも、体づくりには必要なのですね。



■体幹トレーニングは疲れにくい体をつくりだす



――最近は一般の方もさまざまなトレーニングを取り入れていると思いますが、なにかオススメのトレーニングはありますか?



「ぼくは、8年くらい前に、体幹を鍛えるトレーニングを取り入れました。サッカーのプレーにキレが出て、いすに座っているときや日々の生活の中でも、腰の痛みが解消されるようになりました。



今回、イメージキャラクターに選んでいただいた『シェイプビート コア5000』は、効果的な体幹トレーニングを無理なく続けられるようになっています。体幹を鍛えると代謝も姿勢も良くなり、疲れが残りにくい体になるのでオススメです」



とにかくトレーニングを続け、その中でも最新器具や新しいメニューを試しながら自分に合ったものを取り入れていくことがカズ流なのですね! 皆さんも、三浦選手のように長く現役でいられるよう、自分に合ったトレーニングを研究して、いい体をつくっていきましょう。



三浦 知良

静岡県静岡市葵区出身のプロサッカー選手。横浜FCに所属。日本の最年長プロサッカー選手として、45歳の今もなお現役で活躍中。



撮影・大崎えりや



(OFFICE-SANGA 白武ときお)